皆さん、太陽に向かって咲く花をご存じでしょうか。そう、ハムスターが大好きな種を出すヒマワリ。ヒマワリは太陽のある方向に向かって咲きますが、私はヒマワリ自体が、太陽そのものに見えたりします。そして、そんなヒマワリの種が大好きなハムスター。頬袋にヒマワリの種を必死にため込んでいる姿が愛らしい小動物。今回は、そんな太陽の花ヒマワリの生態とハムスターの関係性について書いていきたいと思います。
ヒマワリの基本情報
ヒマワリはキク科ヒマワリ属の一年草で、原産地は北アメリカです。草丈は30cmから品種によっては3mを超えるものもあり、夏を代表する花です。夏に咲く花なので耐寒性はなく、耐暑性はとても強いです。開花時期は7月~9月で、小輪から大輪、一重咲きから八重咲など様々な品種があります。切り花などの観賞用以外にも種を炒って食用にしたり油を搾ったり、飼料にしたりすることがあります。種が大きく蒔きやすいので、簡単に育てることができます。
太陽の花と呼ばれる所以
ヒマワリはよく太陽の花と言われます。それではなぜ、ヒマワリが太陽の花と呼ばれるのでしょうか。それは、ヒマワリの学名と咲き方に関係があります。まずヒマワリは、学名で「Helianthus」と呼ばれ、これが「太陽の花」を意味するのです。また英語でも「Sun(太陽の)flower(花)」と、ヒマワリ=太陽のイメージが確立されています。また、向日葵(ヒマワリ)はその名の通り、開花する時太陽のある方向に向かって必ず咲くのです。その姿は、太陽の光を浴びて生きる生命力を感じさせます。
またヒマワリは、花言葉に『崇拝』『貴方だけを見つめる』『愛』『誠実』などの真っ直ぐな言葉が多く、太陽の持つ温かなエネルギーを象徴する言葉がつけられています。
ハムスターが大好きなヒマワリの種
ヒマワリの種と聞くと思い浮ぶのはハムスターです。頬袋いっぱいにヒマワリの種を詰め込んでいる姿がとても可愛らしいですよね。ですがなぜ、ハムスターはヒマワリの種が好きなのでしょうか。その理由はいくつか存在しますが、まずヒマワリの種は、高カロリーでハムスターのエネルギー源として非常に重要な役割をします。また、ビタミンEやミネラルなども豊富に含まれており、健康維持に役立つのです。さらに、小粒で食べやすく、頬袋に収納して持ち運びやすいのも特徴です。また、ハムスターの食欲がない時の非常食としても使えます。
ハムスターだけじゃないヒマワリの種
実はヒマワリは上記で少し触れたように、ハムスターだけではなく人間も食べることができるのです。ヒマワリ油や、種を炒っておつまみにしたりと人間でも美味しくいただけるのです。また、ヒマワリの種を食べることによってリノール酸やビタミンE、食物繊維などの栄養素が豊富に摂取できます。そしてこれらの栄養素は
- コレステロールを下げる
- 抗酸化作用
- 血行促進
- 美肌効果
- 美肌効果
- 便秘解消
- 生活習慣病予防
の効果に期待ができるのです。また、マグネシウムや亜鉛、鉄分なども含まれており、骨や歯の健康、貧血予防、免疫力向上にも役立ちます。
ヒマワリの種の注意点
ヒマワリの種を食べるにあたって、注意点がいくつかあります。まずはカロリーです。ヒマワリの種は高カロリーなので、食べ過ぎると体に悪影響があります。太ります。ですので、食べ過ぎには注意が必要です。また、過敏症の人もいるため、一部の人はアレルギー反応を起こす可能性があります。そして、ヒマワリの種は生食できます。ヒマワリの種を生で食べると栄養素が効率よく摂取できますが、個人的には加熱調理されたヒマワリの種の方が香ばしくて好きです。それぞれの好みがありますので、ぜひいろいろな方法で試してみてください。
いかがでしたでしょうか。ヒマワリは人間にもハムスターにも必要な栄養素がたくさん含まれています。ハムスターが必死に頬袋にためているのにも納得ですね。また、ヒマワリの花は見ると元気が出るため、太陽の花と呼ばれる理由にも納得がいきます。そんな視覚的にも味覚的にも魅力なヒマワリ。まだ種を食べたことのない方はぜひご賞味ください。
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